第12回ライブ・エンターテイメントEXPO@幕張メッセに自社でドローンショー専用機体「DSJ MODEL-X」を開発・製造し、日本国内で300件以上のドローンショーを開催してきた実績豊富な国内最大手『株式会社ドローンショー・ジャパン』が出展し『ドローンショー業界の今と未来』をテーマにしたトークセッションが行われました。
近年、ドローンショーはエンターテイメントや広告分野で急速に注目を集めています。
夜空に鮮やかな光を描き出すこの技術は、花火の代替としてだけでなく、企業のプロモーションや観光PRなど幅広い用途で活用されています。
特に、日本国内では東京オリンピックや大阪・関西万博などの大型イベントでの導入が進み、市場が拡大しています。
この記事では、世界で最初に開催されたドローンショーや、国内最大手の株式会社ドローンショー・ジャパンの取り組みを中心に、その魅力と今後の可能性について詳しく解説します。
世界で最初に行われたドローンショー

世界で最初に行われたドローンショーは、2013年3月に開催された映画『スター・トレック イントゥ・ダークネス』のプレミアム上映会と言われています。
映画プロモーションの一環として、ロンドンのテムズ川上空でドローンショーが開催され、スター・トレックのロゴが描かれました。
日本では、2021年に開催された東京2020オリンピックの開会式で、ドローンによる巨大な地球の演出が行われ、多くの人々が初めてドローンショーを目にしました。
しかし、その約1年前の2020年8月、株式会社ドローンショー・ジャパンは石川県金沢港で日本企業として初めてドローンショーを成功させています。
その後、コロナ禍を経て、2022年末頃からドローンショーの需要が急速に高まっています。

特に、2022年2月には川崎競馬場上空で300機のドローンを使用した広告とのコラボレーションが行われ、ドローンショーの新たな可能性が示されました。
さらに、2023年には株式会社ドローンショー・ジャパンが日本初のドローンショー専用機体「unika」を開発し、国産ドローンによるショーの実現に向けた取り組みが進められています。
その1年後の2024年10月31日には、高性能・高機能で複数機の持ち運びも可能になった『DSJ MODEL-X』が株式会社ドローンショー・ジャパンからリリースされ注目を集めています。
これらの動きにより、日本国内でのドローンショーの需要と関心は今後も高まっていくと予想されます。
日経トレンディ2024年ヒット予測で『ドローンショー&空中QR』が1位を獲得

2023年11月に発売された「日経トレンディ2023年12月号”日経トレンディ2024年ヒット予測”」で『ドローンショー&空中QR』が1位に選ばれました。
ドローンショーは、夜空に映像や文字を描く次世代エンターテイメントで、環境負荷が少なく花火の代替として注目されています。
特に空中QRは広告・マーケティング分野での活用が進み、スマホでスキャンすることでWebサイトへ誘導できる革新的な手法です。
大阪・関西万博のプレイベントや観光PRなど、全国各地での導入が拡大しています。
技術の進化により演出の精度が向上し、大規模イベントでの採用も増加しており、2025年以降はさらなる普及と進化が期待されます。
ドローンショー・ジャパンの実績
ドローンショー業界の今と未来のトークセッションでは、自社でドローンショー専用機体「DSJ MODEL-X」を開発・製造し、日本国内で300件以上のドローンショーを開催してきた実績豊富な国内最大手『株式会社ドローンショー・ジャパン』の実績が発表されました。
ここからは、実際にトークセッションで発表された株式会社ドローンショー・ジャパンの実績を紹介します。
ドローンショー実績300回以上で国内ドローンショー70%以上を企画・運営

株式会社ドローンショー・ジャパンは、これまでに300回以上のドローンショーを実施してきました。
国内におけるドローンショーのうち、実に70%以上を企画・運営しており、案件数や実施回数を重ねるごとに、各開催地での経験も豊富に蓄積しています。
ドローンショーは、LEDを搭載した精密機械であるドローンが夜空にさまざまな絵を描く、壮大なエンターテインメントです。
数百機、さらには何千機ものドローンが一斉に飛行するため、安全な運営が何よりも重要となります。
そのため、実績や経験値の蓄積は、ショーの成功において欠かせない要素となっています。
また、ドローンショーはイベント業界において大きな注目を集めるだけでなく、経済活動の観点からも期待されています。
近年では、PRやマーケティング、広告の分野での活用がグローバルに広がっており、その影響力はますます拡大しています。
万博をPRするドローンショーを開催
今年4月に迫る大阪・関西万博の開催に向け、昨年2回にわたり万博をPRするドローンショーが実施されました。
このショーは、株式会社ドローンショー・ジャパンが担当し、テレビ、新聞、WEBメディアなど多くの媒体で取り上げられ、大きな注目を集めました。
また、世界に目を向けると、昨年アメリカのメジャーリーグベースボール(MLB)においてもドローンショーが話題となりました。
特に、大谷翔平選手が所属していた ロサンゼルス・エンゼルス の本拠地「エンゼル・スタジアム」では、毎週金曜日の試合終了後に「フライデー・ナイト・ライト・ショー」と題したドローンショーが開催され、多くの観客を魅了しました。
このように、ドローンショーは単なるエンターテイメントにとどまらず、 PRやマーケティング活動においても強力なツール となっています。
今後、屋外広告(OOH)やデジタルサイネージと並び、新たなプロモーション手法の一つとして、さらなる発展が期待されます。
ドローンショーが広告賞を受賞するようになっている
近年、ドローンショーは広告賞の分野でも高く評価されるようになってきました。
2023年10月初旬、「目の愛護デー」にロート製薬様が開催した「ロート 目の愛護賞」において、当社が運営を担当したドローンショーが、以下の3つの広告賞を受賞いたしました。
- 大阪クリエイターズクラブ(OCC)賞 最高賞「OCCグランプリ」
- ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS ブロンズ受賞(日本の広告業界で最も権威のある賞の一つ)
- 第62回JAA広告賞 消費者が選んだ広告コンクール OOH部門 グランプリ受賞(日本アドバタイザーズ協会主催)
これらの受賞は、ドローンショーが持つ表現力や創造性が広告業界においても高く評価されている証です。
ロート製薬が関東・関西で開催したドローンショーは、どちらも株式会社ドローンショー・ジャパンがショーを担当しています。
ドローンショー・ジャパンの公式サイトでは、受賞について詳しく紹介しているので、ぜひご覧ください。
ドローンショー・ジャパンは日本で唯一、機体を自社開発している
トークセッションでは、株式会社ドローンショー・ジャパンが自社で開発・製造・販売するドローンショー専用機体『DSJ MODEL-X』について詳しい解説が行われました。
株式会社ドローンショー・ジャパンは、日本国内で唯一、ドローンショー専用機体を自社開発・製造している企業です。
同社の強みは、豊富な実績とともに、完全自社開発による国産ドローンを活用したドローンショーを提供できる点にあります。
今回展示された「DSJ MODEL-X」は、ドローンショー専用に開発された機体であり、国内で製造されています。
一般的なドローンとは異なり、カラフルで高輝度な発光性能を備えている点が特徴で、視覚的に美しく、迫力のある演出が可能となります。
また、自社で開発した機体を使用することには多くのメリットがあります。
そこでここからは、トークセッションで解説された自社開発ドローンショー用機体を使用するメリットを1つずつ紹介します。
自社開発のドローンを使用するメリット①機体を熟知している
自社開発のドローンを使用する最大のメリットの一つは、「機体を熟知していること」です。
ドローンは、「空飛ぶスマートフォン」とも例えられるほどの精密機械です。
海外製の機体を使用する場合、現場でトラブルが発生すると、製造メーカーへの問い合わせが必要となり、言語の違いや時差の影響で迅速な対応が難しくなることがあります。
一方、株式会社ドローンショー・ジャパンのドローンは国内で開発・生産されているため、万が一のトラブルが発生しても、自社内でスムーズに問題解決できます。
これにより、安全性が向上し、スケジュール通りにドローンショーを実施できるという大きなメリットがあります。
自社開発のドローンを使用するメリット①徹底したデータ管理
自社開発のドローンを使用するもう一つの大きなメリットは、「データ管理の安全性」です。
ドローンショーを実施する際、制作したアニメーションデータは、ドローンが正しく飛行するために専用のデータ形式へ変換する必要があります。
一般的に、この変換作業はメーカー側が行うことが多く、特に汎用のドローンを使用したショーでは、データの管理やセキュリティに不安が残ることがあります。
その点、株式会社ドローンショー・ジャパンの国産ドローンであれば、データの取り扱いを自社内で一貫して行えるため、スムーズかつ安全にドローンショーを運用できるという強みがあります。
ドローンショーの安全対策
ドローンショーの安全性について、トークセッションでは「多くのお問い合わせがある」ことが明言されました。
国内でドローンショーを実施する際には、飛行範囲の管理に加え、保安距離を確保することで、観覧者の頭上をドローンが飛行しないよう設計されています。
そのため、万が一ドローンが落下する事態が発生した場合でも、観覧者の真上には飛ばない仕組みとなっているため、安全が確保されています。
さらに、飛行エリアにはデジタルフェンス「ジオフェンス」を設置しています。
ドローンがジオフェンスを超えようとした際には、自動的に帰還するシステムが作動し、安全性を一層高めています。
また、ショー実施前には綿密なセッティングを行い、フライト前およびフライト中は常に全機体のステータスを監視しています。
もし不安定な機体が検出された場合、その機体のみフライトを中止し、緊急着陸システムを作動させることで、墜落を防ぐ仕組みとなっています。
このように、ドローンショーでは多重の安全対策を講じており、安心してご観覧いただける環境を整えています。
雨天飛行も可能
ドローンショーの雨天時の実施について、不安に思う方が多いかと思います。
株式会社ドローンショー・ジャパンのドローンは撥水加工が施されており、小雨程度であれば問題なく飛行が可能です。
ただし、一定量を超える降雨が確認された場合は、安全を最優先し、中止と判断することもあります。
また、風の影響もショーの実施を左右する重要な要素です。
株式会社ドローンショー・ジャパンでは風速計を用いて10分ごとに計測を行い、安全なフライトを徹底しています。
平均風速が5m以上、または瞬間風速が10mを超えた場合は、クライアント様と協議のうえ、実施可否を判断いたします。
花火×ドローンライトショーのシンクロ演出技術
株式会社ドローンショー・ジャパンの強みとして、花火とドローンライトのシンクロ演出技術があります。
株式会社ドローンショー・ジャパンは、2024年8月に『花火とドローンのライトを音楽に合わせて同期させる技術』に関する特許を取得しました。
この技術により、花火とドローンを完全に連動させた新たな演出が可能となります。
特許として取得したのは、以下の3つの技術です。
- 演出パターン生成装置
- 演出パターン生成方法
- 演出パターン生成プログラム
この技術を活用することで、音楽に合わせた花火とドローンのシンクロ演出を実現でき、これまでにないダイナミックなショー演出を提供可能になります。
もし花火とドローンの特許技術を用いた演出をご検討の際は、ぜひ株式会社ドローンショー・ジャパンまでお問い合わせください。
他社による同様の演出には特許権が関わるため、注意が必要なことを覚えておきましょう。
電通×ドローンショー・ジャパンの低空経済活性化プロジェクト『Soar(ソアー)』を始動
株式会社ドローンショー・ジャパンでは、株式会社電通と共に、LEDドローンを活用した低空経済活性化プロジェクト『SORA』の提供を開始しました。
高度1000m以下の低空域を活用し、新たな価値を生み出す「低空経済」は、世界的にマーケティング活動への注目が高まっている分野です。
「SORA」は、この低空経済領域でLEDドローンを活用し、新たな空間価値を創造するプロジェクトです。
株式会社電通のマーケティング支援と株式会社ドローンショー・ジャパンの豊富な実績を掛け合わせ、企業のマーケティング活動や地域観光向けの画期的なソリューションを提供します。
具体的なサービス内容として、以下のプランが用意されています。
- ドローンショーとSNS広告出稿・ライブ配信を組み合わせたパッケージプラン
- ドローンショーとリアルの場での商品サンプリングを組み合わせた統合型プロモーションプラン
このように、ドローンショーに留まらないマーケティング施策の提案が可能となっています。
日本初の屋外型イマーシブドームテントを展開するティーアンドエス社と戦略的パートナーシップ契約を締結
株式会社ドローンショー・ジャパンは、国内初の屋内イマーシブテントを展開する株式会社T&Sと戦略的パートナーシップ契約を締結しました。
この提携により、屋内でのドローンショーとイマーシブドームテントを融合させた新たなコンテンツの開発・制作に取り組んでいます。
今後、これらの技術を活かし、独自のサービスとして提供できる予定です。
最新情報につきましては、株式会社ドローンショー・ジャパンもしくは株式会社T&SのメールマガジンやSNSを通じて、最新情報をご確認ください。

まとめ
本記事では、1月22日~24日に幕張メッセで開催されたトークセッション『ドローンショー業界の今と未来』を徹底解説しています。
ドローンショーは、映画プロモーションやスポーツイベントなどで活用され、近年急速に普及しています。
特に、日本では2021年の東京オリンピックや大阪・関西万博のPRなどで注目を集め、ドローン広告や空中QRの活用が進んでいます。
株式会社ドローンショー・ジャパンは、日本国内のドローンショー市場で圧倒的なシェアを誇り、自社開発の専用機体『DSJ MODEL-X』を活用した安全で高品質なショーを提供しています。
また、花火とドローンのシンクロ演出の特許を取得し、新たなエンターテイメントを創出しているためドローンショーの最先端を進んでいます。
さらに、電通との低空経済プロジェクト『SORA』や、屋内型イマーシブドームテントとの融合にも取り組み、マーケティング分野での活用も拡大中です。
今後も技術革新と市場拡大が期待され、ドローンショーの可能性はますます広がっています。