
2025年8月13日(水)に開催された「第41回 関門海峡花火大会」において、共同イベント「海峡ドローンショー」を実施しました。両社の共催は今回で3年連続となります。
この年のドローンショーは、壇ノ浦の戦いからちょうど840年の節目を記念し、過去最多の840機のドローンを使用したダイナミックな演出が展開されました。テーマは「タイムトラベル」。歴史とテクノロジーが融合した幻想的な光の演出で、観客を時空を超えた物語の旅へと誘いました。
当日は、山口県下関市側で約45万人、福岡県北九州市側で約35万人、合計約80万人(主催者発表)が訪れ、打ち上げられた約1万8千発の花火とともに、夏の夜空を彩る大イベントとなりました。
下関市吉見古宿町の上空では、「ドローンスクール下関」によるドローンショーが繰り広げられました。ショーは、逆回転する時計を皮切りに、クジラやフグ、関門海峡のタコなど地元にちなんだモチーフが夜空を舞い、巌流島の決闘シーンや関門橋も色鮮やかに再現。約15分にわたって観客の視線を釘付けにしました。
また、下関側の花火は前年より3千発増の1万500発に拡充され、門司側からは7500発が打ち上げられました。水中花火や一尺玉の連発、一尺五寸玉など、大型演出が連続し、来場者からは大きな歓声と拍手が沸き起こりました。