佐賀市で開催された「第54回佐賀城下栄の国まつり」は、2日間にわたって多彩なプログラムで盛り上がり、旧佐賀市と周辺3町1村の合併20周年を祝う「きてみん祭パレード」など、地元に根差した記念行事が行われました。
最終日は熱中症への配慮から開始時間が繰り上げられ、多くの来場者が祭りの賑わいを楽しみました。
パレードには子ども会や音楽隊をはじめ、約900名が参加。中でも佐賀学園高校の吹奏楽部は、20周年を記念する横断幕を掲げ、迫力ある演奏で観客を魅了しました。
さらに、スーパーカーの隊列には市長や観光親善大使も登場し、沿道の人々と笑顔で交流する姿が見られました。
子どもみこしは昨年の6組から10組へと増加し、カノン砲を模したみこしなど、創意工夫を凝らした装飾が披露され、元気な掛け声が街に響き渡りました。
そして、5月31日の夜を彩ったのが花火とドローンショーです。
夜空には約500機のLED搭載ドローンが舞い上がり、金魚やムツゴロウ、「SAGA」の文字入りバルーンなど、十数種類の光の演出が繰り広げられました。
この幻想的なドローンショーを手がけたのは、国内最大級の実績を誇る『株式会社ドローンショー・ジャパン』です。
同社はドローンショー専用機体「DSJ MODEL-X」の開発・製造を行っており、日本国内でこれまでに300件以上のショーを成功させてきました。
今回もその高度な技術と演出力が、記念すべき祭りのフィナーレを華やかに演出しました。