ドローンショーにかかる費用は？会社ごとの比較や相場を解説！

近年環境負荷などさまざまな問題を解決する手段としても、注目されているドローン。

災害物資の運搬だけでなく、エンターテインメント業界でも人気が高まっています。

東京オリンピックや広島サミットなどでもドローンショーの華麗な演出が話題となりました。

話題性としては申し分ありませんが、実際に依頼するとなると気になるのが費用面。

この記事では日本国内でドローンショーを依頼する場合にかかる費用や、どんな会社があるのか紹介していきます。

ドローンショーとはどんなイベント？

ドローンショーとは数百から数千機規模のドローンを活用し、上空に花火のように美しいデザインを演出するショーやイベントのこと。

夜空を彩るイベントと言えば、これまでは花火が一般的でした。

ドローンを活用した場合、花火と違って多少の雨でも予定通りショーは実施可能です。

また、それぞれのドローンにはLEDライトが搭載されており、ドローンの動きは全てプログラミングで制御されています。

花火のように大きな音が出ることもなく、環境への負荷も軽減できます。

花火にはないメリットとして、デザインのバリエーションが多彩で企業ロゴやQRコード、アニメーションなども演出することが可能です。

新商品の発表や企業の宣伝など、人々の記憶に残るドローンショーへの期待が今後さらに高まっていくでしょう。

ドローンショーにかかる費用はどれくらい？

一般的にドローンショーにかかる費用は、「ドローン100台規模で500万円」と言われています。

ただしこの金額はショーを開催する場所や、使用するドローンの台数などによっても大きく変わるのが実情です。

屋内の場合はドローンを飛ばせる距離も狭くなるため、屋外に比べて相場も安くなります。

ドローンショーを依頼してから実際にショーが行われるまでには、ロケハン・アニメーション制作・許認可申請などさまざまな工程があります。

この会社が一番安いからと思って依頼しても、ショーの内容によって結果的に費用がかさんでしまう可能性も。

金額だけで判断するのは危険です。

各社に見積もりを依頼し、希望するショーの内容を演出するにはどのぐらいの相場になるのか事前に把握しておくことが大切です。

東京オリンピックのドローンショーの費用はどれくらい？

東京オリンピック2020の開会式で行われたドローンショーは、大きな話題となりました。

夜空に浮かび上がるチームのロゴ、花火の演出は幻想的で壮観でした。

発表された情報によると1,824台のドローンを使用し、推定1億2,000万円の費用がかかったと言われています。

さきほど「100台規模で500万円」と説明しましたが、ドローンショーを開催するには実に多くの工程があります。

それぞれの費用項目は、下記の通りです。

・アニメーション制作費
・リハーサル費
・進行管理費
・現場視察費
・現場運営費
・許認可申請費
・各種保険

どの会社に依頼するかによって、費用面でも大きな違いが出てきます。

実際にドローンショーを依頼するためには、どの会社を選ぶかも重要なポイントです。

ドローンショーを手掛ける会社3選

日本国内でドローンショーを手がける会社は、「株式会社ドローンショー」「株式会社レッドクリフ」「有限会社ティーツーアール」の3社のみです。

同じ会社であっても、ドローンショーを開催する場所や許認可関係の状況によって金額も大きく変わってきます。

まずはこの3社に見積もりを依頼し、提示された内容をよく比較検討して決めることが大切です。

ではそれぞれの会社について、くわしく解説していきます。

株式会社ドローンショー・ジャパン

名称	株式会社ドローンショー・ジャパン (Droneshow Japan Inc.)
代表取締役	山本 雄貴
資本金	1億801万6500円 (2023年3月31日現在)
設立	2020年4月1日
所在地	【金沢オフィス】 〒921-8031 石川県金沢市野町3丁目11-1 【野々市オフィス】 〒921-8836 石川県野々市市末松3-570
事業内容	・ドローンショー事業 ・クリエイティブ事業 (ドローン空撮、ワークショップ)

株式会社ドローンショー・ジャパンは、2020年4月設立の新しい会社ですが、業界最安値で質の良いドローンショーの開催ができると評判です。

国の重要文化財でもある金沢城公園で開催された5Gドローンショーの演出を担当するなど、実績も確かなものがあります。

なるべく費用を抑えてクオリティの高いドローンショーを開催したいという方にオススメです。

株式会社レッドクリフ

名称	株式会社レッドクリフ （REDCLIFF, inc.）
代表取締役	佐々木孔明
資本金	5,000万円
設立	2019年5月15日
所在地	東京都新宿区新宿4-3-15 レイフラット新宿B棟3F
事業内容	ドローンショーの運営

株式会社レッドクリフは、日本国内最大級のドローンを保有し、大規模なドローンショーを手がける会社です。

「ポケモン GO」「横浜開港祭」「東海オンエア」など、ニュースやSNSで映像をみたという方も多いのではないでしょうか。

国内企業では日本最大級の1,000機のドローンを使用し、ダイナミックで見た人の記憶に残るようなショーを数多く提供しています。

先日、G7広島サミットを前に行われた「HIROSHIMAミライトバン」とコラボしたドローンショーも、株式会社レッドクリフが開催しました。

花火大会や野外フェス、スポーツイベントなどさまざまなシーンでのドローンショー開催実績をもつ会社です。

有限会社ティーツーアール

名称	有限会社ティーツーアール
代表	大木 健至
資本金	300万円
設立	1996年5月24日
所在地	東京都目黒区目黒4-18-17-118 大阪市北区東天満1丁目9番10号 大阪塗料ビル5F
事業内容	LEDドローンライトショー （他省略）

有限会社ティーツーアールは、ドローンショーに限らずイベントのディレクションも手がける会社です。

イベントの企画・運営に関しては、25年の運用実績があり、安心感があります。

ドローンショーに期待されることを見極めつつ、イベントを成功に導くサポートなども提供しており心強い存在です。

悪天候に備えて屋外・屋内両方のドローンショーをスタンバイしておくことも可能です。

屋外でのドローンショーにかかわる関係部署との調整など、これまで培ってきたノウハウを活かしてイベントを成功へと導きます。

また、ギネス記録を持つ中国・深圳市のテクノロジー企業DAMODA（ダモダ）と提携し、安全性と先進的な技術で数多くの実績がある会社です。

最もおすすめのドローンショー会社は？

結論から言うと、「株式会社ドローンショー・ジャパン」が最もおすすめです。

おすすめする理由は「業界最安値」でドローンショーが開催でき、確かな開催実績があることです。

ドローンショーを開催するには、さまざまな費用がかかります。

見積もりは複数の会社に依頼し、やりたいことがかなう会社に依頼することが大切です。

ホームページを見るだけではよく分からないことも多いので、相談しやすい担当者がいることも重要なポイントです。

お見積りから実際にドローンショーを開催するまでの間、数カ月にわたり担当者とやり取りを続けることになります。

担当者が親身になって相談にのってくれ、よりよい提案をしてくれる会社を選ぶのがおすすめです。

まとめ

実際にドローンショーを開催するとなると、やはり費用は気になります。

お見積りから実際にドローンショーが開催されるまでには、許認可関係なども含めて数か月もの期間がかかります。

結論から言うと、コスパが良くショーの開催実績のある「株式会社ドローンショー・ジャパン」がおすすめ。

ただしコスパを気にするあまり「業界最安値」という言葉だけで依頼するのではなく、複数の会社に見積もりを依頼して比較検討することが大切です。

その間イヤな思いをしたままイベントを迎えることの無いよう、気持ちよく相談できる担当者と素敵な関係性を築ける会社に依頼したいものです。

依頼する側の立場に立って、よりよい提案をしてくれるような会社を選ぶようにしましょう。