2025年に開催されている大阪・関西万博では、毎晩夜空を彩る壮大なドローンショーが話題を集めています。
会期中の4月13日から10月13日まで、1,000機以上のドローンが空を舞い、観客を魅了する幻想的な演出が繰り広げられています。
特に、初日に実施された2,500機による大規模演出が注目されています。
ギネス世界記録を更新したこのショーは、万博の開幕を飾るにふさわしい感動的な光景として、多くの人々の記憶に残るものとなりました。
本記事では、そんな万博ドローンショーの見どころや開催スケジュール、おすすめの観覧スポット、そして実際に訪れた人々の感想までをまとめてご紹介します。
・【大阪】万博ドローンショーの概要
・【大阪】万博ドローンショーのスケジュール
・【大阪】万博ドローンショー観覧前に押さえておきたいポイント
・ドローンショーを観た人の感想
これから訪れる方はもちろん、行くか迷っている方もぜひ参考にしてみてください。
▼ドローンショーを動画で徹底解説▼
1000機を超えるドローンが夜空を彩る壮大なショー

2025年に開催された大阪・関西万博では、会期中の毎晩21時からおよそ10分間にわたり、壮麗なドローンショーが行われていました。
その舞台となった「つながりの海」の上空で海辺を背景にした演出は万博史上初の試みで、シンボルである「大屋根リング」よりも高く広がる夜空が、壮大な映像のキャンバスとして活用されました。
このドローンショーは、「One World, One Planet.」という万博の理念を体現した象徴的なコンテンツで、『願い』というテーマでイベントが開催されています。

1回の公演では1000機を超えるドローンが空を舞い、累計飛行回数での世界最多記録にも挑戦していました。
特に注目を集めたのは初日のオープニング演出で、国内最多となる2500機のドローンが投入されました。
夜空に巨大な木を描いた演出は、ギネス世界記録を更新する結果となり、大きな話題を呼びました。
この際には、従来の約6倍の明るさを持つ特別仕様のフラッシュモジュールを搭載した機体や、花火との連携演出も盛り込まれ、記憶に残る壮観なパフォーマンスとなりました。
大阪・関西万博ドローンショーのスケジュールは?
ここでは、大阪・関西万博ドローンショーのスケジュールを紹介します。
日付範囲 | 開催時間 | 実施内容 | 備考 |
---|---|---|---|
2025年4月13日(日) | 21:00〜約10分間 | オープニング・ドローンショー(特別演出) | 約2500機使用/ギネス世界記録達成演出あり |
2025年4月14日(月)〜10月12日(日) | 毎晩21:00〜約10分間 | 通常ドローンショー | 1000機以上による「願い」テーマのショーを連日開催 |
2025年10月13日(月・祝) | 21:00〜約10分間 | フィナーレ・ドローンショー(特別演出の可能性あり) | 最終日・混雑予想/記念演出の可能性高 |
※横スクロール可能です
大阪・関西万博ドローンショーは、2025年10月13日(月・祝)まで開催予定となっています。
まだ見たことがない方は、上記スケジュール表をご参照ください。
最適な観覧スポットはどこ?おすすめエリアと注意点

ドローンショーは、空全体をステージに見立てて展開される壮大な演出が特徴です。
会場全体の広い範囲から鑑賞できますが、「大屋根リング」上部にある展望通路と、リング内に位置する「ウォータープラザ」前の鑑賞スポットが特におすすめです。※おすすめの観覧ポイントを赤丸で記しました。
展望通路は上下2層に分かれており、下層へはエスカレーターやエレベーターで簡単にアクセス可能です。
さらに、スロープを使えば上層部分まで徒歩で移動できます。
高さは地上からおよそ20メートルあり、飛行中のドローンを間近で体感できる絶好のポジションです。
ローターの音が聞こえるほどの臨場感で、迫力ある演出を楽しめる点が最大の魅力です。
ドローンショーと連続で楽しむなら「ウォータープラザ」正面エリアがおすすめ!
ウォータープラザ正面の広場は、ショー鑑賞におすすめのスポットの一つです。
海に浮かぶモニュメント「ウォーターカスケード」を背景に、光と音、水が織りなす幻想的な演出が楽しめます。
夜間にはライトアップが加わり、ロマンチックな雰囲気が広がります。
見どころは、「アオと夜の虹のパレード」。約300基の噴水と照明、レーザーが一体となったダイナミックな演出で、観客を魅了します。
このショーは夜8時30分に最終回が始まり、その直後にはドローンショーが続きます。
観覧場所は、階段状の自由席エリア(事前予約制)と、立ち見可能な後方スペース(予約不要)の2種類があります。
後方エリアは遮る構造物があるため、やや後ろ寄りに立つと全体が見やすくなります。
また、上空からの眺めを楽しみたい方には、大屋根リングの上部からの観賞もおすすめです。
視点がやや裏側になりますが、高所ならではの別の魅力が味わえます。
ドローンショー観覧前に押さえておきたいポイント
ドローンショーが行われる当日は、会場の撤収が夜22時に予定されており、各パビリオンや物販・飲食ブースは21時に営業終了となります。飲食やお土産の購入を希望される方は、ショーの開始前に済ませておくと安心です。
また、夢洲(ゆめしま)は海沿いに位置しているため、夜になると冷え込みを感じやすくなります。
特に風の強い日は体感温度がさらに下がることがあるため、上着やストールなどの防寒対策グッズを持参するのがおすすめです。
一方で、季節が進み日没が遅くなるにつれて、気温が高まる日もあるため、涼しい場所での観覧やこまめな休憩も意識しましょう。
さらに、梅雨時期や台風接近などの天候によっては、イベントが中止になる場合もあります。
外出前には、公式アプリやWebサイトで最新の開催状況を確認しておくようにしましょう。
チケットの種類と混雑回避のポイント
万博では複数のチケットが販売されており、来場スタイルに応じた選択が可能です。
チケット種別 | 料金(税込) | 利用可能時間・特徴 |
---|---|---|
平日券 | 6,000円 | 平日の開場時間中に利用可能。基本の来場プラン。 |
夜間券 | 3,700円 | 17時以降に入場可能。夜間イベント・ドローンショー向き。 |
通期パス | 未定 (※発表予定) |
会期中、何度でも自由に入場可能。頻繁な来場に最適。 |
夏パス | 未定 (※発表予定) |
7/19〜8/31の夏休み期間に何度でも入場可能。家族連れにおすすめ。 |
標準的な「平日券(6,000円)」に加え、17時以降に入場できる「夜間券(3,700円)」も設定されており、夜のイベントを目的とする方には特におすすめです。
このほか、会期中は何度でも入場可能な「通期パス」や、夏休み期間中(7月19日〜8月31日)に自由に利用できる「夏パス」も提供されています。
来場日や滞在時間に応じてチケットを選び、夜に開催されるドローンショーなどの特別な演出もぜひ楽しんでいただきたいと思います。
なお、ショー終了直後は東ゲート周辺が混み合う傾向があるため、スムーズに帰宅するためには混雑時間を避ける工夫も重要です。
実際に大阪・関西万博ドローンショーを見た人の感想
ここでは実際に、大阪・関西万博ドローンショーを観た人の感想や反応を紹介します。
水上ショー&ドローンショー良かった!予約席がおすすめ!
こちらの方は、万博のラストを飾る水上ショー&ドローンショーがとてもよかったとツイートしていました。
万博のラストを彩る水上ショー&ドローンショーもよかった!
— 家辺 秋子 (@akiko_yellow) May 2, 2025
当時予約で運良く20:30分のをget出来ました。
大屋根リングからも見えるのですが、取れるのなら絶対予約席がオススメです pic.twitter.com/mh4P2L2GIB
大阪・関西万博のシンボルとなっている大屋根リングからもドローンショーを観覧できますが、投稿者いわく予約席でショーを観たほうが迫力ある空中ショーを楽しめるとのことでした。
チケットを購入できるかどうか、早めに確認することをおすすめします。
西ゲート側から『GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION』と並べてドローンショーを鑑賞できる!
こちらの方は、西ゲート側から『GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION』と並べてドローンショーを鑑賞できるとツイートしていました。
関西万博では、毎晩21時から海側でドローンショーが行われています。
— よっくん (@yoshi115t) May 8, 2025
万博は22時までですが、21時のドローンショーが実質的なラストで、それ以降は場内からの退場を促す時間に充てられます。
ドローンショーの最後でも東西のゲート位置をドローンが示しています。… pic.twitter.com/xtBAEHOuKz
大阪・関西万博ドローンショーは、基本的にどの位置からも鑑賞できるようになっていますが、機動戦士ガンダムとドローンショーを並べて鑑賞できるスポットもあるので、写真映えを狙う方やガンダム好きにはおすすめのスポットとなっております。
万博ドローンショーの花火バージョン
こちらの方は、万博ドローンショーの花火バージョンを撮影した映像をツイートしていました。
万博ドローンショー花火バージョン。今のところ開幕日のみ?現地で見ると思わず歓声をあげるほどの綺麗さ。開幕日はブルーインパレス中止。昼間は雨風が強く、夜は風と寒さと散々でしたが、これを見て良い思い出となりました。#EXPO2025 #大阪・関西万博#きたぞ万博 #HelloEXPO2025 pic.twitter.com/M05PIHLB9P
— MonPuchi (@MonPuchi_JPN) May 4, 2025
今回のドローンショーは、日本シェアトップレベルの『株式会社レッドクリフ』が担当しており、同社の強みでもある花火搭載のドローンを使ったショーを実現しました。
過去に当サイトでも花火搭載ドローンショーについてのニュース記事を取り上げたことがあるので、合わせてご確認ください。

初日のドローンショー特別演出2,500機ver
株式会社レッドクリフの代表取締役『佐々木孔明氏』は、大阪・関西万博初日のドローンショー特別演出で2,500機のドローンショーに成功し、ギネス世界記録™「ドローンによる最大の木の空中ディスプレイ」の更新に成功しています。
大阪・関西万博、初日のドローンショー特別演出2500機verが無事に実施することが出来ました🔥
— 佐々木孔明_ドロ-ンショ-クリエイタ- (@komex_001) April 13, 2025
最後まで天候判断が難しい中で、沢山の方々にお見せすることが出来て嬉しいです!
期間中は毎日ドローンショー演出を実施しますので今後も色々な角度から「One World, One Planet.」をお楽しみください✨ pic.twitter.com/KgaaiTMqQN
佐々木氏のツイートには、約6分に渡るドローンショー演出の映像も添付されているので、現地に行けない方は是非一度見てほしいと思います。

また佐々木氏のツイートに対するコメントでは、「目当てがいけなくて不貞腐れていたけど、ドローンショー見て来た甲斐があった!」「動画越しにも素晴らしい演出なのが分かる!」など、ドローンショーを称賛する声がたくさん届いていました。
まとめ
本記事では、大阪・関西万博ドローンショーの概要や詳細、スケジュールなどを詳しく紹介しました。
また、ドローンショー観覧前に押さえておきたいポイントやチケットの種類、ドローンショーを観た人の感想も紹介しています。
2025年の大阪・関西万博で開催されたドローンショーは、まさに未来技術と芸術表現が融合した壮大な空中エンターテインメントでした。
2025年4月13日(日)から10月13日(月・祝)までの期間中、毎晩21時から約10分間、1000機を超えるドローンが「つながりの海」の上空を舞台に繰り広げる演出は、SNSで多くのユーザーに拡散されています。
特に、初日のオープニングで披露された2,500機による演出はギネス世界記録を更新し、来場者に強烈なインパクトを与えました。
明るさや表現力に優れた特別仕様のドローン、さらには花火との連動による演出など、今までにないスケール感で「願い」というテーマを空に描き出しました。
また、会場には「大屋根リング」上部や「ウォータープラザ」正面など、ドローンショーを最高の角度から楽しめる観覧スポットも用意されており、視覚的な魅力に加えて音と光、水を融合した没入体験が可能です。
万博の理念「One World, One Planet.」を象徴するこのドローンショーは、技術と想いが結実した唯一無二のイベントです。
まだ見ていない方は、スケジュールや観覧ポイントを確認のうえ、ぜひその目で“未来の夜空”を体感してみてください。